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2024/04/25 (Thu.)

2012
06
23

キャラクターを粗末に扱うこと

RPGツクール界の影のドン、ねこだ。

RPGツクールに役立つ講義の時間だ。
ありがたく聞け。では講義を開始する。


キャラクターを粗末に扱うこと


一次創作する人は、自分が生んだ
キャラクターを我が子のように可愛がる
人が多いし、誰でもそういうものだ。
実際にキャラクターを生成するに当たって
大事なことでもある。
しかし、それが強すぎると、作品に悪い影響を及ぼす。
今日は、その例を紹介して解説していく。

「こいつ死ぬのかわいそうだから、
その展開はやめよう」

これ。と、

「このシーンではキャラクターが一人歩きして、
勝手に喋ってくれたよ」

これ。

何が悪いのかと言うと、こういう考えは
「作品そのものが面白くなるかどうか」という
根本から離れてしまいがちになるからだ。


前者はそのいい例で、愚の骨頂である。
キャラクターは物語を盛り上げるための役者なのに、
役者自身ばかりを気にかけてしまっていて、
作品全体を把握出来ないでいる。
キャラクターを物語の登場人物としてしっかり
把握することが大事。
この例ではそいつが死んだらその作品が
面白くなるか、面白くならないか。それを考える。
何事も客観的に見るだなんて
そうそう出来ないことではあるが、
出来る限りはやってみよう。


後者はそこまで悪い例ではないし、むしろ
いい方向に傾くことも多いが、これが過ぎてしまうと
受け手との温度差に繋がる。
例えば、キャラクターどうしが掛け合いしていて、それが
とっても楽しそうだけど、見ている分には全然楽しく
ない状態に陥ったりする場合など。
また、考えた内容より感覚(センス)のみで
形成されるために、その内容が稚拙であったり、
偏る場合が多い。
この方法を使ってテキストを書く人は多そうだが、
そうやって出来たテキストは、まだ原石として、
磨くなりカットするなりしよう。
自分の世界を広げるのは多いに結構だが、
受け手をを置いけぼりにしないように。
センスを磨け。人気漫画を読め人気ゲームをプレイしろ。


次に、その傾向にある人のクセを紹介していく。
当てはまってる人は注意するように。

1、キャラクターを自分で作画する。
2、自分のキャラクターをあだ名、くんさん様付けで呼ぶ。
3、活躍するキャラクターが偏っている。
4、特にお気に入りのキャラクターがいる。
5、作品を作るよりも作品を紹介する方が楽しい。

以上。ツクラーは大体当てはまってるだろう。
だ、か、ら、注意しろ。



まとめ。

誰しも、自分の子が可愛いし、
その中でも特にお気に入りがいるものでしょう。

活躍させたい。結構です。

それならばそれを面白く演出する努力をするのです。
自分がこうしたいから、で終わらせるのではなく、
自分がこうしたいから、その上で面白くなるように魅せる
工夫さえすれば、問題はない。

多くの場合、それは主人公である。


今日の講義おわり。

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2012/06/23 (Sat.) Comment(0) 未選択

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